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高校生の硬式野球部の指導をしています。 高島氏が執筆された【野球選手のNG習慣】「ダメなトレーニング」編を拝見しました...

Question

高校生の硬式野球部の指導をしています。
高島氏が執筆された【野球選手のNG習慣】「ダメなトレーニング」編を拝見しました。非常に参考になりましたが、野球選手が大胸筋、小胸筋、肩甲挙筋、菱形筋を鍛えてはいけないという点には疑問を感じました。
確かに、これらの筋肉が固くなることで肩甲骨の動きが制限されることは理解できます。また、より優先して鍛えるべき筋肉もあると思います。ただし、適切なマッサージやストレッチを実施すれば、よほど筋肥大しない限り問題はないように感るのですが、それでも鍛えてはいけないのでしょうか?

Answer
高島 創

高島 創

アスレティックトレーナー(AT)

この度はご質問ありがとうございます。

ケガ予防の見地から「ダメなトレーニング」を執筆させていただきました。これは私の個人的な意見ではなく、解剖学を基に野球特有のケガのメカニズムを考慮して紹介しました。
そのことに関してはご理解を得られたと存じます。

どんな筋肉もトレーニングを重ねることにより神経の促進が良くなり動員され易くなります。仮にマッサージやストレッチでそれらの筋肉が固くならないような状態にあったとしても、他の筋肉よりトレーニングされたそれらの筋肉が優先されて動員されやすくなります。

上腕骨の内旋時に大胸筋はインナーマッスルの肩甲下筋より優先されて動員され、上腕骨の不安定を招きます。肩甲下筋が優先されて動員され、同じ肩甲骨の挙上筋である僧帽筋上部の動きが阻害される可能性があります。菱形筋が上腕骨の外旋時に動員されてしまうと、肩甲骨の下方回旋を招きます。
以上のことから、それらの筋肉をトレーニングをすることによる弊害が考えらます。よってそれらの筋肉を鍛えることは勧められません。

次にパフォーマンスの観点から述べさせていただきます。
大胸筋、小胸筋、肩甲挙筋、菱形筋を鍛えることで、野球のパフォーマンスが向上するのであれば、ケガをするかもしれないリスクを敢えて冒す状況が存在するかもしれません。
しかし、大胸筋を鍛えて果たしてパフォーマンスが向上するでしょうか。肩甲挙筋をケガのリスクを冒して鍛える見返りがあるでしょうか。
私は野球のコーチの経験が無く、またストレングスコーチでもありませんので、パフォーマンス向上についてはエビデンスを用いての議論ができません。もし大胸筋などの筋力が野球のパフォーマンス向上に関連する文献がありましたら是非紹介していただきたいと思います。
また質問をお待ちしております。

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