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自分は現在学生トレーナーとして活動しています。 アイシングは効果が無いといったような、コラムを載せられていましたが、本...

Question

自分は現在学生トレーナーとして活動しています。
アイシングは効果が無いといったような、コラムを載せられていましたが、本当にそうなのでしょうか。もちろん一時的に血流量を減らし、神経を麻痺させ痛みを軽減させるというのは1つの効果としてあります。投球後や、ランニング後は筋肉が緊張し、疲労し、それが蓄積することによりスポーツ障害につながっていきます。筋肉の緊張を和らげ、疲労物質や痛みの物質産生をアイシングによって減少させ、二次的血管の拡張により痛みや疲労物質を流出させると学んでいます。
よってケアとしてのアイシングは効果があると思うのですが、この認識は誤りなのでしょうか。もしそうだとしたら、スポーツ界の変革とも言えるんじゃないでしょうか。長々と分かりにくい文章ですみません。ご意見をお聞かせください。

Answer
高島 創

高島 創

アスレティックトレーナー(AT)

よくぞ質問してくれました!
私の学生時代であった20数年前にも、アイシングは疲労回復の目的で使われると学びました。アイシングにより、一度収縮した血管が以前より拡張して血流が増すという生理的現象が臨床的理由でした。

ところが、たくさんのリサーチが以下のような結論を導いています。
組織の温度を下げた結果、血管の収縮が見られ血流が減少します。そしてその後も血管が収縮しつづけています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24562697
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26632263
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27089823
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27089823
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28100130
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28141620
http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0363546513490648
http://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/0363546503260757

上に例を挙げた論文は、多々ある内から一応Impact Factorが高いジャーナルに掲載されたものだけを抜粋しました。
修士号卒業研究レベルや、その他インチキな論文ではないはずです(中には血流が少ないのでリハビリに役立つと言ったトンチンカンな結論を出しているのもありますが)。
結論だけを読んでもらえると理解してもらえますが、どこにも二次的血流の拡張が起こると触れてないんですね。
どうやら、アイシング中とその後は血流が少なくなったままなんですよ。
血流を増やすのは、受動的でなく能動的に行います。そうです、エクササイズなんですよ。
それが生理的な説明です。

臨床的な経験から話します。
選手の立場からすると、投球後に氷を肩に処方されるより、エクササイズをする方が何倍もの労力を費やします。それでも彼らは自らエクササイズに取り掛かります。何故でしょうかね?きっとアイシングvsエクササイズの効果の違いを分かっているのでしょう。
質問いつでも受け付けます。

ご丁寧な回答ありがとうございます。
これからの活動の参考にさせていただきます!!

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