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1月下旬にサッカーの試合でボールを横側から蹴った際に右太ももの正面を肉離れしました。 その後3月初旬に復帰手前に今度は...

Question

1月下旬にサッカーの試合でボールを横側から蹴った際に右太ももの正面を肉離れしました。
その後3月初旬に復帰手前に今度は右太ももの内側付近の肉離れをしました。おそらく太もも正面の硬さが取れない状態で練習をしていた為、別のところに負担がかかっていたのではないかとの接骨院の先生の見解でした。

現在は筋肉の状態も通常に近い状態になっていると診断されましたので、2週間前くらいからボールを蹴りだしてみたのですが、怪我したところとは関係ない右太ももの上の方の付け根当たりに張り(違和感)が出てきました。
今は少しおさまってきましたので、リハビリがてらミニゲームに参加していましたら、股関節あたり(大腿骨頭付近)に違和感が出て、右足を出そうと右足を出す際少し反応が遅れる感覚になっています。
そのことを今通っている接骨院の先生に相談したところ、しばらく動かしてなかったのでその様なこともあるかもしれないね、順々に慣らしていくしかないねとの見解でした。

その為、このまま動かし続けていいものか悩んでいます。

相談したい内容としましては
・股関節付近の違和感の取り方。
・肉離れの後の硬くなった部分の解消の仕方。
(ある程度動かしながらストレッチを入れていっているのですが、なかなか解消されません。)
・痛みがなくなったので1、2週間ほどウォーキング→ジョギングで大丈夫そうと思いボールを蹴りだしたのですが、今回の状態になったため、完全復帰までのおすすめトレーニングの流れについて把握したいです。

よろしくお願いします。

Answer
坂田幸範

坂田幸範

理学療法士、 スポーツトレーナー

質問ありがとうございます。
①股関節付近の違和感の取り方
②肉離れ後の硬くなった部分の解消の仕方
上記2点に対しての回答をさせていただきます。

繰り返す肉離れの原因として様々な要素が考えられます。
損傷の程度にもよりますが、肉離れをすると、組織の治癒過程において組織間の癒着が生じます。癒着した組織はストレッチのみでは改善が難しいと考えます。そればかりか、その周辺組織が伸張されるため筋出力の低下を招き再受傷の危険性が高くなります。癒着の解消には専門的な技術を要するため医療機関による適切な治療をお勧めします。
一般的には、瘢痕組織(Scar tissue)リリース、組織間リリース、筋間リリース、などと呼ばれていますのでお近くの医療機関でそのような処置ができる施設を探してみてください。

再受傷のもう一つの原因は、受傷に伴う疼痛などの影響により損傷部位にストレスを与えないような動作(動作の機能不全)に変化してしまい、その動作によって他の部位へののストレスが増大し今回は太もも内側の肉離れ(内転筋)を引き起こしたと考えられます。
さらに、内転筋は臀筋群とともに大腿骨頭のコントロールをする重要な筋肉です。内転筋の受傷により大腿骨頭のコントロールを失い、大腿骨頭を正しい位置に保持することが困難なため股関節の違和感に繋がっていると予想されます。

肉離れ受傷後の治療は多くの場合、安静のみで痛みが引けば復帰というパターンが多いですが、上記に示したように再受傷のリスクは安静のみでは解消されません。

今後のプランのご提案として、
・瘢痕組織(癒着)の解消をしっかりと医療機関で行ってもらう。
・機能不全を起こした部位(今回は内転筋)の再教育を行い大腿骨頭を正しい位
 置に修正、股関節のコントロールを取り戻す。
・最初に肉離れをした原因を見つけ出し正しい動作に修正する。
(姿勢、体幹の安定性、股関節の可動性、胸椎の可動性、足部の状態など)

具体的な内容に関しては、実際に確認し正しく評価しないと正しいトレーニングが処方できないため、お近くの信頼されている専門家の方に上記の内容を相談し治療&トレーニングを行ってみてください。

多くの方が繰り返す肉離れで悩まれており、実際にアスリートの方がたでもそれが原因で引退するケースもあります。
安静だけでは決して改善しない怪我のため、受傷後の治療や復帰へ向けたトレーニングは必須になります。
怪我なくサッカーができるよう是非頑張ってみてください。

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