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大学二年生でレスリングをしています。競技歴は十年以上です。大学選手権の57Kg級で去年五位に入りました。練習は朝一時間午...

Question

大学二年生でレスリングをしています。競技歴は十年以上です。大学選手権の57Kg級で去年五位に入りました。練習は朝一時間午後二時間です。
二月に反復性左肩関節脱臼で三月九日に手術をしました。手術は内視鏡の手術でプリースト法と自家骨移植法です。競技復帰には早くて四ヶ月と言われました。
現在は手術して六週間です。
そこから、スクワットなど下半身と腹筋、エアロバイクでミドルパワー、右腕のトレーニングをしています。
超音波は二日に一回当てに行っています。リハビリも医師に言われたメニューを行なっています。
どのような練習や食事、リハビリ等をやれば競技力を低下させずに済むでしょうか。教えてください。

Answer
MUSTER研究所

MUSTER研究所

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この度はご質問いただき誠にありがとうございます。
お手数をおかけいたしますが、下記項目にご回答をお願いいたします。

1)「リハビリも医師に言われたメニューを行なっています。」とのことですが、どのようなメニューに取り組まれていますか?
2)練習にはすでに参加されていますか?

以上になります。
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

1,リハビリは挙上等の可動域訓練とチューブを使ってインナーマッスルトレーニング、振り子運動を行っています。
2,レスリングの練習には全く参加していません。

Answer
菅原康史

菅原康史

理学療法士/日本体育協会公認アスレティックトレーナー

こんにちは!
アスレティックトレーナーの菅原です。

ご質問ありがとうございます。
今回のご質問へのアドバイスのテーマとして、『肩関節脱臼へのリハビリ』についてお答えできればと思います。

まず、今回のリハビリや練習の負荷についての結論からお伝えしますと、『医師に相談すること』になります。
医師とは手術を実施して頂いた先生になります。
なぜなら、今回の手術の選択へのDrの想いが窺えるからです。

Bristow法(ブリストウ法)とは、
コンタクトスポーツでの激しい衝撃を要する場合に、再脱臼をしてしまうリスクがあるため、より肩に強度が高い状態にでき、早期復帰が可能であり、再脱臼へのリスクが低くなる方法になります。

つまり、ユーザー様の競技歴、競技成績や今後の活躍など、多くの要素を考えた結果、今回の手術方法を選択してくれたDrだと私は感じます。

だからこそ、最終的な判断は、Drに聞く必要があるということを忘れないで頂ければと思います。

▪️ リハビリのリスクについて
肩関節脱臼は、肩関節外転、外旋、水平伸展を禁忌肢位になります。
手術後から徐々に可動域制限を作らないように、
肩の可動域を広げていくリハビリを実施していると思います。
その振り子運動が、自力でできる代表的な内容となります。

8週目になり、可動域の範囲が広がっているとは、思いますが、
無理矢理ストレッチを使用することはやめた方がいいこともあるので、
通院されている理学療法士の先生に聞くことをお勧めします。

▪️ 患部への筋トレについて
肩関節脱臼において、再脱臼をさせないために取り組む内容が筋力強化になります。
しかし、この筋トレに関しても、
重い物を持ち上げること≠よい筋トレ
ではありません。

肩関節は、患部だけであれば、
肩甲上腕関節の安定性を獲得させる。ということが注目を浴びますが、
他にも多くの関節が関与しています。
肩甲骨と胸郭に関わる肩甲胸郭関節や、鎖骨と肩甲骨が関わる肩鎖関節、
胸骨と鎖骨が関わる胸鎖関節です。
特に、肩甲胸郭関節の安定性や可動性(動く範囲)のトレーニングは非常に個人的には重要な役目であるため、
様々な方法で実施しています。
その中で、代表的な内容を動画にしているので、よかったら確認してみてください。
ただ、動画の内容に関しても、実際まだしてはいけない動きもあると思いますので、冒頭にも伝えましたDrにしっかりと相談をして頂いた方がいいので、ご注意下さい。

【動画】

▪️反復性脱臼について
心配なことがあります。
それは、反復性であることです。
本来であれば、初期の脱臼時の対応が非常に再脱臼への予防と対策につながるので、もし、何度も受傷していることがあれば、
患部の問題だけではない可能性も考えられます。
例えば、コア(お腹周り)や股関節などの問題。
肩甲胸郭関節の可動性不足や安定性不足なども考えられます。

なぜ、何度も脱臼をしてしまうのか?
その部分へ焦点を当てて、リハビリやトレーニングを実施していくことが、
大切な部分であると私は感じています。
もし、今までそのような事へ注意して考えたことが無ければ、
近くにいるトレーナーの方に相談してみることもよいきっかけになると思います。

▪️早期復帰への焦りについて
長期間普段の練習から離れると競技力低下を心配になりますよね。
もちろんライバルの存在がいるからこそ、
より早く復帰することへの気持ちが高くなり、
自分自身では気付かず、オーバートレーニングをしてしまう傾向があります。

まず、今やるべきこと、できることを取り組むこと。
迷いや心配事が出た時は、
Drや身近なトレーナーに相談をすることをお勧めします。

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