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今、中学3年で小学1年からずっとハンドボールをしていました 去年の近畿大会の3日前の練習中に足を骨折してしまい、近畿大...

Question

今、中学3年で小学1年からずっとハンドボールをしていました
去年の近畿大会の3日前の練習中に足を骨折してしまい、近畿大会はもちろんその後も3ヶ月くらい動けませんでした
今はもう怪我は大丈夫なのですが怪我をした時の恐怖が忘れられなくて思いっきりプレーができません
どうしたらいいでしょうか

Answer
石井聡

石井聡

スポーツメンタルトレーニング上級指導士

大事な大会前に怪我をしたので、とても残念だったのではないかと思います。また、3ヶ月も動けなかったということは、今も大きな不安があるのだと思います。

思い切ったプレーができないということは、多くの人が悩み、経験していますね。自分一人だけの悩みではないと思うことができれば、少しは気分が楽になるかもしれません。

しかし、怪我の悩みは人によって多くの問題が複雑に絡み合っていることが多いです。
本来は、面談をして、練習で観察をして、課題の解決の方法を探し、その方法に取り組み、試合で確認、練習で再度調整していくというようなことが多いです。
ここでは、文章での回答になりますので、具体的にならないかもしれませんが、怪我からの復帰の手助けになればと幸いです。

1)まず、不安があることは悪くないと認識する必要があります。その不安の原因はどこかを徹底的に調べる。今回は足ですが、どの部位が、どう動いたときに不安があるかなどです。
次に、どこまで動かしても大丈夫かを確認していく。
つまり、今できる動きを確認していく作業が必要ということですね。
不安を取り除くために、動作の一つ一つ、動きの早さを変えつつ、足への負荷を変えつつ確認していく必要があります。トレーナーさんかドクター(医者)に相談しつつ進めて欲しいです。
 
なぜこれが一番はじめかというと、怪我から復帰して動いても大丈夫と言われても、当然不安は残ります。不安を持ったまま、以前と同じ動きをしようと挑戦してみても、不安から体が思った通りに動かずに怪我を再発してしまうことは良くあります。これは、無謀な挑戦になることもあるので注意が必要です。

2)以前と同じ動きをするためには、イメージをしっかり作ることが必要です。
イメージを作るためにはリラックスしてイメージ作りを行う必要があります。以下に、イメージ作りの順番をごく簡単に紹介します。

①はじめは横になり、リラックスをする。自身がリラックスできる音楽を聴きながらゆったりした気持ちを作る。
②呼吸は、ゆっくりと鼻から吸って口から吐きましょう。
③しばらく瞑想(メディテーション)を行います。3~10分程度。つまり、ボーっとした時間を作ります。
③背伸びなどして、一度リラクゼーションを終わらせます。
④自分が行いたいプレーのイメージを行います。動作の動きはスローモーションです。
その動きは、はじめは自分のプレーを外から見ているイメージをして全体の動きを確認しましょう。そのつぎは、実際に自分がプレーをしている目線でイメージします。
⑤ある程度のイメージが固まれば、立ち上がってスローモーション再現しましょう。なれてくれば、ハーフスピード。そして全力に近い動きと変化させていきます。

これが、簡単な説明です。

3)夜寝る前など、ゆっくりとした時間がとれる時は、イメージを作る習慣を身に付けることも重要です。電車やバスでの移動中でも、イメージはいつでもどこでも作れると思います。自分の安全を確認しながら、イメージ作りを行ってみてください。

4)イメージを具体的にするために、紙に書くことも効果的です。どんなプレーをして活躍したいのかも書きましょう。また、イラストや図を使うことで、より視覚的になり自分でイメージしやすいと思います。

5)復帰までの目標をたてましょう。しかし、怪我の回復は、予定通りにいかないことがほとんどですので、修正は入ってきます。トレーナーやドクターとの相談が必要かもしれません。

6)態度を変えましょう。不安になると態度や表情もネガティブ(マイナス思考)になります。胸を張って上を向いて、自信がある態度をとりましょう。笑顔が一番ですが。これは、態度のトレーニングと言います。

7)悪い口癖を変えましょう。不安になっているとネガティブな言葉を使っていることが多いです。強気で前向きな言葉を使いましょう。これはセルフトークのトレーニングです。

いろいろとお話をしてきましたが、イメージと自信の回復が必要です。
言葉では、伝わらない部分もあると思いますが、基本的なことを紹介しました。
少なくとも、具体的な方法を紹介している 3)~7)は全て取り組んで欲しいと思います。
ここでは、具体的に紹介できませんでしたが、リラクセーショントレーニングについては、書籍関係を調べていただければと思います。
また、緊張などから体が動かなくなるイップスという病気もありますので、科学的知識を向上させるためにも書籍などで情報を得て欲しいと思います。インターネットでは、すぐに調べることができますが正しい情報とそうでないものの取捨選択する能力が必要です。

自分の目標に向かって進むための一助になればと思います。

参考文献石井 聡:実践的なメンタルトレーニング,めざせ長崎国体そして世界へ!輝け感動 勝利へダッシュ:2-28, 2012年 ← 長崎県体育協会のホームページで確認できるはずです。高妻容一:基礎から学ぶ!メンタルトレーニング,2008年,ベースボールマガジン社 ←書店に置いている書籍です。町の図書館にあると可能性は大きいです。

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