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小学生でバレーをしています。監督は熱心ですが、ターゲットの子をとことん暴言で、鍛えます。◯◯ のせいで負けた。◯◯の、...

Question

小学生でバレーをしています。監督は熱心ですが、ターゲットの子をとことん暴言で、鍛えます。◯◯
のせいで負けた。◯◯の、せいで▽▽が負担が増える。練習もうまく出来ないと顔にボールをあて鼻血、口を切って出血もざらです。誰かコーチに入れようと言っても自分一人でできると言い、保護者は何も言えません。自分の子が高学年になったらそのように鍛えられると思うと不安でなりません。 今まで何人かのコーチも、やめていったと聞きます。子供たちかビクビクしなからバレーをしているので見ていて可哀想です。辞めて他のチームに移籍してもペナルティーで試合とか出られない仕組みになってるみたいです。
自分の子が、そうなったらどうやって励ましてあげたらいいのでしょうか?

Answer
河津慶太

河津慶太

学術協力研究員(スポーツメンタルトレーニング指導士)

こんにちは。河津です。ご質問ありがとうございます。

このお話を聴く限り,本当のことであればかなり度が過ぎているように思えます。お子さんの性格によってはマイナスな影響を受けてしまう可能性もあるでしょう。根本的に解決するのであればやはり監督と良くお話しされるか,別のチームに移るということなのでしょうが,ペナルティのことが気になるようですね・・・

質問者様のとても悩ましい状況が感じ取れます。ペナルティに関しては私の周りではあまり聞かないことだったので少し驚いていますが,県や地域の協会が独自にそういってルールを設けているところもあるようですね。

誰かに聞いただけであれば一度協会などに聞いてはっきりしておいてもよいかもしれません。それが根本的な解決につながるかもしれませんからね。

問題は,チームを変えることができずに質問者様が懸念されている状態になった時のことです。

今回の問題は「ストレス対処」の問題と捉えるとわかりやすいですね。
ストレス対処の方法として2つのアプローチがあるのですが一つが「問題焦点型」といって直接的に原因をなくすという方法。今回のお話でいえばチームを変えるとか,監督に指導法を変えてもらうとかそういった事になります。

もう一つが「情動焦点型」といって,自分の感じ方や考え方を変えたり,ストレスを発散する方法を持ったりすることになります。人間関係がストレスとなっている場合,「問題焦点型」のストレス対処を行うことは結構難しい場合が多いです。今回もそのような感じに思えますので,「情動焦点型」のストレス対処を中心に考えていくといいと思います。

本来ならば選手自身にそういったお話をして,自分で考えて実践していくことが良いのですがお子さんがまだ小学生ということなので,質問者様と一緒にストレス対処としてできそうなことを考えていみます。

①お子さんと一緒にできるストレス発散法をいくつか見つけておく

ストレス対処能力を向上させる一つの手立てとして,ストレス発散法の数を増やすという考え方があります。

例えば,大人の人であれば「カラオケにいって大声で歌う」なんてこともストレス発散法として考えられますが,それだけしかストレス発散法がない人は,もし何かしらの理由でカラオケにいけなかったらそれで「ストレスが発散できない!」ということになりますよね。

「家にあるサンドバックを思いっきり殴る!」とか,「テレビゲームをやる!!」などの他にもストレス発散法を持っているとそんな時でもストレスを発散できる可能性が増します。

なので,自分なりのストレス発散法を多く持つということがそのままストレス対処能力の向上につながるということです。

質問者様もお子さんと一緒にできる何かしらのストレス発散法を用意しておくといいかもしれません。

ポイントとしては,ストレスの原因とは直接関係ないもの(バレー以外のスポーツを一緒にする など)。お子さんということなので身体や頭を使うもの(スポーツ,頭を使うゲーム 等)一時でもストレスの原因を忘れることができるようなものが良いと思います。

②お子さんの気持ちをただただ聴く

ストレス対処の方法の一つとして,話を誰かに聴いてもらうことや,日記をつけるなどの方法があります。

これは自分の気持ちを言葉にして,表現することで心を楽にするというカタルシス効果を狙ったものです。

小学生がこれを進んで行うことは難しいかもしれないので,質問者様が協力して,お子さんのお話をちょくちょく聴いてあげる時間を設けると良いでしょう。

ポイントとしてはとにかくお子さんのお話を聴いて気持ちに共感すること。

時には甘いことも言うかもしれませんが,「それは違うんじゃないかな~」というのはあくまで親側の目線の話,励まそうとするとついつい自分の方がそういった話をしちゃうことが多くなりがちですが,それは実は励ましになることは少ないのです。

お子さんの話をただただ聴く,そして気持ちに共感してあげる。それによってお子さんは,「あ,ぼくはここでなら何でも言えるんだ。話を聴いてもらえるんだ。」と思うようになります。

そうなると,「なにか良くないことがあってもお父さんやお母さんがいてくれる!」という,自分の心のよりどころを見つけることになります。だからこそ,「じゃあもうちょっと頑張ってみよう!」とか「チャレンジしてみよう!」という気になるのです。

励ますというのは自分の期待や感情を相手にぶつけることではありません。相手にとって心の安全地帯になってあげることです。それによってお子さんがそこで安心してチャレンジの作戦などを練ることができるようにすることです。

いかがでしょうか?また何かわからないことがありましたら,遠慮なくご相談ください。

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