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30代になっても野球を続けていますが、フィジカルが落ちてきて、肩が弱く?なってきています。柔軟性も元々良い方おではないの...

Question

30代になっても野球を続けていますが、フィジカルが落ちてきて、肩が弱く?なってきています。柔軟性も元々良い方おではないので、結構困っています。
タバコを周りも吸うのですが、野球だと元々プロ野球選手もすったりするので、疑問だったりします。
タバコを捨てるアドバスってどういう言葉など書ければ良いのでしょうか・・・。
練習頻度は、週2回です。

Answer
石井聡

石井聡

スポーツメンタルトレーニング上級指導士

ご質問ありがとうございます。

ご質問にあるタバコを吸う問題は、いろいろなところで見られています。
特に、ジュニアの指導の現場では指導者と選手の壁を作ることもあるので、見える部分と見えない部分で問題が起きています。

ご質問の内容は、言葉は適切ではないかもしれませんが、身体能力が低下してきた30代の野球選手にタバコを辞めさせたいということでしょうか?また、そのように判断して、回答をさせていただきます。
どのようなレベルでプレーをしているかでも、対応方法は大きくかわります。その選手のレベルに合わせてご紹介する方法を試して欲しいと思います。

ご質問にもありましたが、日本のプロ野球選手のなかには喫煙されている選手もいることは本当です。しかし、みんながみんな喫煙をしているわけではありません。

ある代表コーチと喫煙について、お話をしたことがあります。ある競技のナショナル大会では「日本とA国(名前は伏せておきます)のコーチだけ時間が空くと喫煙をしている。人数は少ないが、すごい煙があがっている」「選手のことを考えると、喫煙をしないほうがよいのですけど・・・」という状態であると教えて頂きました。

喫煙が与える喫煙者への悪影響は、大きく下記の二つが考えられると思います。当然、悪影響をこの二つだけではなく、もっと多くのことが考えられると思います。

(1)タバコが身体に与える影響
ご存知だと思いますが、タバコには「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」などの有害物質」が含まれております。タバコが誘発する主な病気には、「がん」「心筋梗塞」「気管支ぜんそく」「2型糖尿病」「2型糖尿病」「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」などがあり、また、自分以外の周りの人たちに対しても悪影響を与えるとされています。
(2)タバコにかかる費用
また、タバコが一箱450円として、一日2箱を一月30日吸うとすると
一ヶ月だと 450円×2箱×30日=27000円
一年だと 7000円×12ヶ月=324000円
このように計算すると、多くの金額をタバコに使っていることが明らかになります。

しかし、これらの事について話をしてもタバコを辞められないのだと思います。

次のようなことを意識して、声掛けや対応をとることも一つの方法だと思います。

一つは、目標設定をすることで、自分はどんな選手になりたいのかを確認させる。30代なので、選手生活はそんなに長くないと思われますので、5年後、4年後、3年後、2年後・・・などのように、その時にどのようになっていたいか?また、どうすれば目標を達成できるのかを考えると、今の自分と比較することでモチベーション(やる気)が高くなり、自分の行動を抑制できる可能性が高くなります。年齢があがっているので、ここでは、自身で気づいて行動できることが重要になります。

若い選手との差を理解させることも一つの手段だと思います。たとえば、体力テストや筋力テストの結果を比較することも、一つ方法だと思います。体力の衰えを実感していて、若い選手との比較をさけることも考えらますが、比較を避けた場合には大きな問題発生です。しかし、モチベーションが高ければ問題はないと思います。

また、自分の動きを確認することも大切です。バッティングや投球もそうですが、ランニングをしている姿やストレッチの様子などを撮影して、動きを確認することで禁煙へのきっかけ作りになると思います。「どんな雰囲気で練習をしているのか、全体で確認しよう」とさりげなく見せることができれば、禁煙をしたり、自分の行動を修正しないといけないと気づくことができるはずです。

以上のように、目標設定を書くとか若い選手と比較する、自分の動きを確認するなど具体的に目で見て理解できるように工夫をすれば「タバコを辞めましょう」という言葉に耳を貸す可能性は出てきます。
すこし手間はかかりますが、目で見て自分の現状が理解できるので、禁煙など行動を変えるには役立つと思います。

しかしながら、実際にはそう上手くいかないことも当然あります。

以前、ある実業団チームを指導している時に、荷物の整理整頓をしようと取り決めたことがあります。試合中の苦しい場面で我慢するよりは、整理整頓をする方が簡単です。整理整頓が出来ないのは、妥協してしまっているからなので、出来るところから妥協を無くしていこう、という意味を持って取り組みました。

数名の選手は、私やコーチ、監督がいくら注意しても整理整頓ができず、年度末には引退勧告がでたという事例があります。
禁煙をするというのは、本人の強い意志がないと上手くいきません。周りから言われて取り組める人は、ほとんどいないと思っています。
質問された方にできることは、上記で示したように「現状の自分の(選手)様子を具体的に見せてあげること」です。

また、そこから会話の話題を作り、禁煙をする方向に影響をあたえることはできると思います。しかし、30代ということを考えると分別のつかないジュニア選手ではなく立派な大人なので、最終的な判断をするのは選手本人です。
私たちのできることは、きっかけ作りだけだということです(自分のことはコントロールできるが、他人はコントロールできません)。

よい方向にいくことを願っています。

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