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【どんな違いがある?】黒人選手と日本人選手の身体の特徴

こんにちは、フィジカルトレーナーとして活動しています、片井忠です。

今回は黒人の短距離走選手と日本人の選手の身体の特徴の違いについてお話ししていきます。

黒人の短距離走選手は日本人よりも腸腰筋が大きい?


↑腸腰筋の位置

Q.黒人の短距離走選手はアジア人の選手よりも腸腰筋が3倍ほど大きいという情報をききました。このように日本人の身体の特徴というのはあるのでしょうか?

日本人は猫背になりやすい特徴があります

黒人の短距離走選手はアジア人の選手よりも足を前に振るために筋肉である腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)が3倍ほど大きい、というのは多くの研究でわかっています。

黒人の選手の姿勢を見ると腰が突き出しているような形になっていますが、これは腰の前にある腸腰筋が骨盤を前に引っ張ることが原因です。


お尻が突き出したような形に↑出典: Frederic Legrand - COMEO / Shutterstock.com

黒人選手のこのような特徴に比べて、日本人選手は人種として肩甲骨が外に開き、骨盤が後ろに傾いた猫背気味の姿勢になるという骨格的な特徴があります。

これは日本人を含めたアジア人の人種「モンゴロイド」が遊牧民として生活のなかで馬に乗っている時間が長かったことが理由だと考えられています。

腰の反った状態で馬に乗り続けることはできないですよね。

このような姿勢から広背筋(背中)僧帽筋の中部(背中の中央)大殿筋(お尻)ハムストリング(ももの裏)などの背面の筋肉が発達しにくいという傾向があります。

ベンチプレス・スクワット・デッドリフトの重量を競うパワーリフティングの記録を見ても、日本人はデッドリフトが弱い傾向を見てとれます。

逆にベンチプレスといった身体の前側の筋肉を使う種目では他の人種と遜色ない記録を出すことができます。75kg級の世界記録を持つ選手は日本人の選手です。

人種の差は変えられない?

ここで気になるのは人種の差は変えられるか?という問題ですが、残念ながら生まれ持った特徴を大きく変えることはできません。

100m走で10秒の壁を超え、9秒台の記録を持つ選手はほとんどが黒人選手という事実からも人種の影響は大きいことがわかります。

しかし、食生活が欧米化したんぱく質が多くなることやトレーニング科学の進化によって、日本人選手のタイムもどんどん伸びています。

黒人選手は人種での優位はあるものの差は少しずつ縮まってきていると言えるでしょう。

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