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水泳選手がウエイトトレーニングを取り入れるメリット

皆様こんにちは、千葉県を中心にトレーナー活動をしている大塚と申します。

世界大会やオリンピックで、メダルを量産している水泳競技ですが、ウエイトトレーニングは必要だと思いますか?

ひと昔前までは、「ウエイトトレーニングする時間があるなら、とにかく泳げ」というような世界でした。

「ウエイトトレーニングをすると身体が硬くなる」という感覚があったのでしょう。

しかし、水泳界のレジェンド、「北島康介」氏が泳ぐ練習と同じ位にウエイトトレーニングも力を入れて、金メダルを獲得しました。


↑出典:Japanese swimmer Kosuke Kitajima winner of the 200m breaststoke, on the podium at the Watercube, Beijing, August 14th 2008.CC BY-SA 3.0

それから、ウエイトトレーニングを否定していた指導書達も、試行錯誤するようになり、水泳界にもウエイトトレーニングが浸透するようになりました。

しかし「なぜ必要なのか」、その理由がわかっていないと選手たちも取り組みにくいですよね。

そこで今回は、なぜ水泳選手にウエイトトレーニングが必要なのか?具体的にどんな種目をすればいいかなどをご紹介していきましょう。

水泳選手は柔軟性がある?

一般的には、水泳選手は柔軟性が高いのが特徴です。

選手同士でストレッチをしたり、自身でも入念にストレッチする光景は、テレビでも見かけますよね。

ここで問題なのが、「どんな柔軟性なのか?」です。

仰向けに寝て、伸ばしたままの片脚を頭方向へ上げていく「SRL」という動作で、勢いをつけたり、人に押してもらうとオデコに脚がつく選手は多いと思います。

しかし、自身の力でスピードをコントロールしながら行うと、45度くらいしか上がらない選手が多くいます

これは、股関節周辺の筋肉で脚を持ち上げる、「屈曲」という動作の筋力が不足している状況です。

このような場合にウエイトトレーニングが必要になってきます。

少し専門的な話になりますが、身体の問題で、先に紹介しているのが「他動的関節可動域」、後に紹介しているのが「自動的関節可動域」と言い、この他動的関節可動域と自動的関節可動域の差が自分でコントロール出来ない部分であり、ケガをし易い部分でもあります。

正しいウエイトトレーニングをする事で、自動的関節可動域も向上し、ケガのリスクを下げることができます。

特にこの差が大きい選手ほど、ウエイトトレーニングが重要になってきます。

水泳選手は骨密度が低い

また、ウエイトトレーニングを取り入れていなかった頃の水泳選手は、一般成人よりも高齢者に近い骨密度でした。

これはトップレベルになると、1日の半分は水中なので無重力状態に近く、骨が強くある必要性が低くなるためです。

ウエイトトレーニングを取り入れることで、骨に適切な負荷がかかり、骨密度を高めることにも繋がります。これもウエイトトレーニングがケガを防ぐために有効という理由です。

実際に水泳選手に取り入れて欲しい種目

このようにウエイトトレーニングをすることにより、ケガの予防や、自分で身体をコントロールできる範囲を広げることがわかりました。

次に実際に取り入れて欲しい種目を上半身、下半身、体幹に分けて紹介していきます。

上半身

ローイング

プルダウン

ダンベルプルオーバー

下半身

ワイドスタンススクワット

ハーフスクワット

体幹

ツイストクランチ

ニートゥエルボー

頻度は可能であれば週に2回ほど、動画を参考にしながら、まずは軽い重量でフォームを身につけることから取り組むようにしていきましょう。

フォームに関してはお近くの専門家の方に指導してもらうことをおすすめします。

ケガを防ぐため、パフォーマンスを向上させるためにぜひ参考にしてください!

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