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【モチベーション】人数が少ない部活の指導者が行うべき3つのこと

※今回の記事はこの質問を元に作成しています。

人数の少ない部活・チームでモチベーションを保つ方法

01_PKを受けるゴールキーパー

中学校でサッカーの指導をしています。

コンディションとモチベーションを保ちながらトレーニングをしていくためにはどうしたらいいですか?

ちなみに人数がギリギリで夏の大会が終わったら10人もいなくなるチームです。

目標設定と仕組み作りが大切

なるほど、指導者としてとても多くの方が共感できるお悩みですね。

チームや選手の状況が十分把握できている状態ではないので、より一般的な回答になってしまいます。必ずしも指導しているチームにフィットした考え方ではない可能性がありますことをご了承ください。

以上のことを踏まえてお話をさせていただきます!

1.個人とチームの目標設定をしましょう

02_PCとノート

これはどのような状況のチームでもまずはおこなう必要があるといえるでしょう。

目標設定の細かい理論は以下の記事でも紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。


こちらの記事では、主に個人を対象としたお話ではありますが、チームスポーツだとしても個人の目標設定をすることが大事になってきます

特に目標を立てる前提である「なぜそのスポーツをしているのか?」という価値観の話は選手たちの成長やメンタルヘルスにも関係がありますので十分に配慮する必要があると思います。

個人の目標と同時にチームスポーツであればチームの目標も大事です。基本的な考え方は個人の目標設定と一緒です。

個人の目標設定と違って、チームならではの重要なところは、チームのメンバー全員(できればですが……)がその目標に納得することです。

そのためにはチームメンバー全体で納得するまで話し合ってもらうことが大事になります。これにはとても時間と労力がかかることを覚悟しておいた方が良いかもしれません。

時間がないために、目標を指導者で決めてしまうということも考えられますが、その際もきちんと選手たちにその理由や合理性を説明し心から納得してもらう必要があるでしょう。

2.できれば選手自身が動けるようなシステムを作っていく

03_サッカーチーム

目標が決まれば日々の練習や試合での指導が気になってくるところですが、これはチームの成熟度にもよりますが最終的には「選手自身が自ら判断して動ける」ような状況を作れるようになると良いと思います。

スポーツ心理学の研究調査で明らかになっていることとして、「指し手的感覚(自分で決めて行動をおこなっているという感覚)」を持っている選手の方が「コマ的感覚(誰かに決めてもらって動いているという感覚、いわゆる指示待ち人間)」を持った選手よりも競技に対するモチベーションが高いということです。

これに関しては「メンバーがその競技に関してどの程度成熟しているか」ということがポイントになります。全くの初心者に自分で考えて練習しろ!というのはさすがに厳しいでしょう。

「自分(たち)に何が必要か?」、「そのためにどんな練習をするべきか?」と考えてもらうにはある程度の熟達が必要です。わかっている範囲での質問者様のチーム状況を考慮すると、「指導者と選手で一緒に考えていく」、もしくは「指導者主導だが選手もその練習の意味を理解して納得して練習する」という状況が作れると良いのではないでしょうか?

3.人間が行動を起こす仕組みを理解しておく

04_悩む男性

人間が行動を起こす時というのはどういう時なのか?この本質的な問題を理解しておくといろんな状況下での判断がしやすくなると思います。

非常にシンプルな説明になりますが、とても重要なことなのでぜひ参考にされてください。さらに、これまでの1・2の話も結局はこの考え方が根底にあります。
 
人が行動を起こす時というのは以下のふたつの段階を登る必要があります。

Step1:その行動は自分にとって価値があるのか?
Step2:その行動が自分にできるのかどうか?

05_トレーニング中に考える男性

Step1はつまり価値観の話になっていきます。

簡単な例を紹介するなら、「大人になったって数学なんて使わないじゃん」と数学の勉強を全くやらない子が良く言うセリフがありますよね?

これは本当に本人が数学に対する価値を見いだせていないということになります。ちなみに、価値というのには「楽しさ」も含まれます。だからゲームはやってしまうんですよね。非常にシンプル。

なのでそんな子に数学を勉強してもらいたかったら、まず「数学をやることで将来どんないいことがあるのか?」とわかってもらうこと。

「数学って楽しい!」と感じてもらうことどちらでもよいので芽生えさせることが大事になります。これが目標設定のところでいった価値観の重要性につながります。

06_集中するサッカー選手

Step2はいわゆる自信の問題です。

例えば、健康になるための運動の価値は感じているのでやろうとはしているのですが、今まで運動をあまりしたことがないのに毎日10㎞ジョギング!なんて無茶な設定をしてしまったばっかりにそれができてるイメージがわかない。その結果、自分にはやっぱり無理!とあきらめてしまうというような人が当てはまります。

これも非常にシンプルです。人はできると思えばやるし、できないと思うことはやらないんですね。目標設定でも達成できそうな目標を立てましょうと良く言われますが、この考え方が根底にあるのです。

ちなみに、2の「指し手的感覚」の選手、「コマ的感覚」の選手、はどちらの方が「できる」という感覚を強く持つことができるでしょうか?当然ですが前者ですよね!

こういったモチベーションの基礎的な理論を知っておくといろんな場面での指導に応用が利きます。ぜひ意識してみてください。

しかしながら、これはあくまで一般論です。これらを実際のご自分のチームに当てはめて考えて、さらに細かく指導していき、個人個人のメンタルヘルスにも気を配らないといけないとなると相当な負担がかかると思います。

さらにメンタルの問題は非常にデリケートになりますので、中途半端におこなうとマイナスになってしまうこともあります。

十分に納得、注意されたうえで指導されてください。

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