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【焦りや不安を乗り越える】ケガのときの、「気持ちの持ち方」

※今回の記事はこの質問を元に作成しています。

ケガの時期の気持ちの持ち方

陸上の長距離走をしている高校三年生です。卒業して進路先でも陸上をするのですが2週間ほどジャンパー膝で走れていません。

ケガの時期の気持ちの持ち方を教えて頂きたいです。

常に前向きに考えよう

スポーツ心理学者、スポーツメンタルトレーニング上級指導士としての立場から「ケガの時期の持ち方」のアドバイスをします。

私も実業団の長距離チームの指導をしていましたので、同じようにケガをして不安になっている選手に指導をしてきました。

ケガのときは以下の3つのことを考えるようにしてください。

  • レミニッセンス効果
  • イメージトレーニング
  • セルフトークとプラス思考、態度のトレーニング

それぞれについて詳しく解説していきます。

レミニッセンス効果

これは、スポーツ心理学や運動学習の理論で、「休息しているあいだにこれまでの練習の効果で上達することがある」というものです。

休息もトレーニングだと、前向きに考えることも重要です

イメージトレーニング

ケガのときは、イメージトレーニングが効果的です

自分のフォームについて、いろいろと考えてしまうと思いますが、こんなときこそ一流選手を研究してみてください。

今は映像が手に入りやすくなってきていますので、一流選手のフォームや表情などを研究しやすくなっています。

また、練習場では他の人を見て、前向きなイメージをつくりトレーニングをして欲しいと思います

ケガから回復した後の、プラスの自分をイメージして下さい。

セルフトークとプラス思考、態度のトレーニング

ケガの時は、どうしてもマイナス思考になり、否定的な(ネガティブな)言葉を使ったり、うつむいたり、自信が無い態度になってしまっていると思います。

これは、自分自身にあまりよい影響を与えないことは理解できると思います。こういときは、プラス思考のトレーニングをするチャンスだと考えて、プラスのセルフトーク、つまり悪い口ぐせをプラスに変えましょう

また、自信がなくても胸を張り、笑顔、元気な挨拶や声を出すことで、自信のある態度や行動をすることで、プラス思考人間になってください。このトレーニングは、通常の練習でもとても重要なものです。

ケガの時は、不安がいっぱいで当たり前です。そこを、どうのように乗り越えるのかが重要です。普段できないことに取り組み、よい経験にすることが、今後の競技生活に役立つと思います

ケガから復活した選手はたくさんいる

キューバ出身の陸上選手で、オリンピックで金メダルと取った後に身体の40%に火傷をするという命に関わるケガをしましたが、身体的・肉体的ダメージをはねのけ、その後のオリンピックで金メダルなどを獲得した選手(ジョン・M・ホッグ著、田中・ウルヴェ・京訳:2003)、やスキーの選手でもケガから復活した選手もいます。

これら以外でも、ケガから復活して活躍している選手はたくさんいますので、家族やドクター、トレーナー、監督、チームメイトなど周りの人とプラスの関係を築き、ケガを次のステップにする心を持ってみましょう

参考文献

石井聡(2010)伸び悩んでいませんか(プラトーについて).財団法人長崎県体育協会スポーツ医・科学委員会編,目指せ長崎国体そして世界へ!こどもちからの伸ばし方.pp 50-51ジョン・M・ホッグ著、田中・ウルヴェ・京訳(2003)誰にでもできる水泳メンタルトレーニング.ベースボールマガジン社.