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本当に役立つアジリティトレーニング【第4回:アジリティを高める最初のステップ】

こんにちは。東京都内でトレーナーとして活動しています、佐々部孝紀です。

前回の記事は「第3回:競技に適したアジリティとは」という内容で、競技に適したアジリティを選択するために、

  • 科学的根拠にもとづいた種目の選択をおこなう
  • 競技動作から必要な動作を選び出そう

ということをお伝えしました。

今回からは、より実践的な内容に入っていきます。

アジリティに必要な要素

アジリティというものは測定するためのテストが多く存在し、必要なアジリティというものは競技によって異なります

一方で、どのようなアジリティであっても共通して必要なのが、第1回の記事でも紹介した筋力・パワー等の「下半身の筋機能(パワー・筋力)」です。

アジリティには第1回の記事でも説明した通り、「加速」「減速」「停止」「再加速」の状況があります。これらの状況での動作を効率よく素早くおこなう、すなわち「爆発的な加速」「急激なストップ」をおこなうためにはパワーや筋力が必要不可欠です。

そのためには、やはりウェイトトレーニング(レジスタンストレーニング)が必要となってきます。

短期的にアジリティ(測定の結果:例えば、Tテストのタイムや10m×5のタイム)を向上させたければウェイトトレーニングをおこなうよりもその動作をひたすらおこなえば良いでしょう。

しかしながらそれは「身体能力はそのままに、その動作に慣れただけ」の状態ですので、ある程度向上した後に、伸び悩むことは簡単に想像できます。

これはジャンプ力やスピードにも共通して言えることで、結局人間の身体を動かす(加速させる、減速させる)ものは「筋肉」だけですので、その能力を向上させることが必要不可欠な「ベース」となってくるのです。


↑各体力要素の向上のイメージ図・《アスリートのためのトレーニング科学》より引用

どのように筋機能を高めればいいのか?

下半身の筋機能を高めるためには、やはりスクワットやデッドリフト、パワークリーンといった基礎的なウェイトトレーニングをおこなうことがベストです。(スクワットや、デッドリフトなどのウェイトトレーニングについての記事はこちら

また筋力と言うのは短期間で高まるものではないので、まずはきちんとしたトレーニングの計画を立てることが必要です。

▼トレーニングの計画についての記事はこちら

「ネットで拾ってきたメニューをやみくもに時間のあるときにおこなう」なんてことをしていたら、効率的に高めることは不可能です。

また、ウェイトトレーニングというものは正しくおこなえば、スポーツ中のケガの発生率が1/3にまでなると言われています(Lauersen et al, 2014)。

しかしながら適切な指導者のもと、正しいフォームでおこなわなければ、逆に怪我を増やしてしまうこともあるのです。

そのため、トレーニング計画をきちんと立てることと同様に、正しいフォームでおこなうということが非常に大事になってきます。

専門的なことは専門家に頼ろう

適切なトレーニングの計画というのは、何の競技なのか、現状でどれくらいの筋力があるのか、重要な試合はいつあるのか等によって大きく変わってきます

また、正しいフォームの指導は専門家でないと難しい場合もあるでしょう。文章で伝えられることであればMUSTERの専門家に相談するのもひとつの手です。

MUSTERの専門家へ相談

しかしながらやはり正しいフォームの指導というのは、現場で直接おこなわなければ難しいものです。

本気でアジリティを向上させたい、そのためにまずはきちんとしたウェイトトレーニングをおこないたいということであれば、やはり直接専門家を雇うのが良いのではないでしょうか。

ウエイトトレーニングの専門家

お医者さんには外科や内科、小児科のなど、様々な分野の専門家がいますよね。

トレーナーも同様で、ケガ人の治療の専門家トレーニングの専門家など様々な人がいます。

またトレーニングの専門家の中でも、ウェイトトレーニングを中心とした競技パフォーマンスの向上のトレーニングを得意とする人もいれば、スタジオでの自体重のエクササイズの指導を得意とする人もいます。

ウエイトトレーニングの指導を専門とするトレーナー資格

  • JATI-ATI
  • NSCA-CSCS
  • NSCA-CPT

もちろん資格を有していなくても素晴らしいトレーニング指導をされる方はいらっしゃいます。

しかしトレーナーの分類やその資格について、競技の指導者(コーチ)や選手が知ることで、状況に応じて異なる専門家を頼ることができるようになります。

是非これをチャンスにトレーナーにも様々な人間がいるんだということを覚えてみてください

次回は筋機能を高めたうえで、実際にどのようにアジリティを高めていくのか解説していきます!

参考文献

Jeppe Bo Lauersen, Ditte Marie Bertelsen, Lars Bo Andersen
The effectiveness of exercise interventionsto prevent sports injuries: a systematic reviewand meta-analysis of randomised controlled trials
Br J Sports Med 2014;48:871–877