バスケットボール選手の必需品である「ジャンプ力」。
ジャンプ力を向上させたいというバスケットボール選手のために、NBA所属のチーム「サンアントニオ・スパーズ」にアスレチックトレーナーとして7年間活躍し、現在は東京医科歯科大学の特任助教であるMUSTERの専門家、「ダイス・ヤマグチ」氏のジャンプ力向上トレーニングを紹介する。
▼前回のトレーニング
「ジャンプ」の動作に繋げるためのプログレッション
高く速く跳ぶため動作に繋げるトレーニングを解説。
全ての動きの基礎である「パワーポジション」をしっかり身につけていなければケガをしてしまう可能性があるトレーニングも含まれているので、復習してから取り組むようにしよう。
1.アンダーハンド ボールスロー
2.ボックスジャンプ
3.ボックスドロップランディング(今回紹介)
4.ボックスドロップジャンプ
5.ハードルホップ
ボックスドロップランディング
ボックスやベンチ、階段などの段差に登りそこから飛び下りた後、できるだけ静かに着地するトレーニング。
ボックスドロップランディングのポイント
- 着地の時に身体にかかる負荷をできるだけ小さくできるように、優しく静かに着地する感覚を身につける。
- 着地後すぐに次の動作ができるように、バランスを保った姿勢で着地する。
ジャンプした後の身体のバランス感覚や身体への負担を軽減する着地の感覚を身につけるボックスドロップランディング。
ケガの危険のない動き作りのためにも、しっかりとポイントを意識した動作を身につけよう。