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燃え尽きる選手が生まれてしまう理由

こんにちは、スポーツメンタル上級指導士の石井です。

心・技・体のそれぞれが大切なスポーツ選手。

技術を伸ばすスキルアップのためのトレーニングや、身体を鍛えるフィジカルトレーニングで悩みが生まれるのと同じく、心でも悩みが生まれることが多々あります。

今回はスポーツ選手の心の問題のひとつとして、多くの方がご存知であろう「バーンアウト(燃え尽き症候群)」についてお話ししたいと思います。

燃え尽き症候群とは?

バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、長い時間目標を達成するために努力しても、それが十分に結果が出なかった時に生じる情緒的(喜びや怒り、悲しみなどの複雑な感情の動き)・身体的な消耗状態を表す言葉です。

これはスポーツ選手以外でもありえるもので、よりスポーツ選手が身近な言葉で表すと「スポーツ活動や競技に対するやる気を失い、燃え尽きたように体力と気力を使い果たし疲れ果てた状態」のことを言います。

なぜ燃え尽きてしまうのか?

バーンアウトの原因は、「スポーツ環境からの長い時間継続的にストレスを受けた結果」「競技に対する迷い」「コーチやチームメイトとの人間関係のトラブル」などが考えられています。

たとえば、選手に対して必要以上の厳しい練習内容や指導長時間の練習、及び指導者や保護者などから、「勝つ」ことへのプレッシャーを与えられたことなどが具体的な原因として考えられています。

これらは競技成績などが上がっている(試合で勝てる・記録が伸びている)時は問題ないのですが、選手自身が思っていたとおりの成績や技術の進歩が見られなくなった時に問題が生じます

この時に、無理をして努力を続けても報われず、心も体も疲れ果ててしまうことで燃え尽きてしまうのです。

指導者と選手の信頼関係の問題も

また、選手と指導者のコミュニケーションの不足などにより、信頼関係が不足している場合も考えられています。

しかも、多くの指導者は、選手に対して不必要なプレッシャーを与えていることで、信頼関係を壊していることに気がつかない場合が多いのです。

以上のようにバーンアウトの原因は、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。

この様な原因から、長い時間継続的にストレスを受けた結果と考えれば、スポーツ選手にとってストレスを減らすことが必要です。

バーンアウト(燃え尽き症候群)への対処

バーンアウトへの対処として指導者は、選手が練習中・試合中に大きなストレスを受け続けないように、適切な練習計画や目標を設定し、目標の達成度合いを選手と一緒に確認すること指導者と選手のお互いが良好なコミュニケーション能力を身につけることが挙げられます。

さらに、バーンアウトになった選手は、ストレスを受けたことに対して適切な対処ができかったといわれており、選手自身にストレスを管理する方法を学ばせ身に付けていくことが、バーンアウトの予防として効果的です。

具体的な対処方法としては、リラクゼーション目標設定問題解決スキルの習得など、一般にメンタルトレーニングとして実施されている手法が活用できます。

この具体的な対処方法については、このサイトでも紹介しています。以下の記事を参考にしたり、わからない部分についてはこちらから相談も可能です。

メンタルトレーナーからの助言を受ける場は多くないと思います。ぜひご活用ください。

▼石井執筆記事

最後に、バーンアウトは保護者からの過度な期待やプレッシャーが原因にも考えられます。

子ども達に過度な期待をするのではなく、スポーツを通じ成長していく姿を見守ることも必要です。特にジュニア期のスポーツ選手の成長には、指導者やチームメイト、家族を含めた社会的な側面から援助していきましょう