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自分の身体を知るための「肩関節」のチェック方法

こんにちは、パーソナルトレーナーの吉岡です。

連載のテーマである「筋トレを行う前に知っておいて欲しい3つの準備」。

この最後のひとつである「身体を動きやすくする」について、肩関節に焦点を当て解説していきます。

前回の記事はこちらですので、まだ読んでいない方は合わせて読んでみてください。

▼前回の記事

肩関節とは?

読者の皆さんは、肩関節と聞くとどの部分をイメージがされるでしょうか?

おそらくこの部分をイメージされる方が多いと思います。

ですが、実は肩には5つもの関節があります!

こちらが肩関節の図です。丸で囲まれている5つの部分が肩の関節なのです。 

肩関節(正確に言えば肩甲上腕関節)は股関節同様に、「球関節」という関節の種類で構成されています。

その為稼動範囲が大きい関節です。

しかし股関節とは違い、構造的に不安定な要素が高い関節ですので、周囲の筋肉や関節などに負担をかけてしまう事が多々あります。

どういう事か......?

まずは正しく動けているかをチェックしてみましょう。

肩関節の動きやすさチェック

  • 壁に両かかとをつけ、お尻、背中、後頭部をつける。
  • 足幅は拳1個分開く。
  • 腰に片手が入るくらいの幅を空ける。
  • 両手をあげてバンザイの姿勢をする。

チェックするポイント

  • 腰が反っていませんか?
  • 手の甲が壁につきましたか?
  • 肘が曲がっていませんか?
  • 肩がすくんでいませんか?

このように細かくチェックしていきましょう。

股関節の時と同様に、このテストで肩関節のすべての動きをチェックするのは到底無理ですが、腕を上げた際に姿勢がキープできるか、正しく上げられているかを知る事ができます。

「代償動作」をしていませんか?

イメージしてみましょう。

例えば、長年腰痛に悩まされている猫背の女性の方に、「手が真上にくるまでバンザイをしてください」と伝えたとします。

猫背の影響で手が真上まで上がらない場合、どのようにするとバンザイができるでしょう……?

腰を反ればバンザイができるようになりませんか?

本来であれば、肩と肩甲骨の動きでバンザイをしたいけど、上がらないから腰を反って上げてしまう。

本来使われなければならない部位が何らかの影響で使いにくい場合、別の部位が使われてしまう事を代償動作と言います。

この代償動作を気付かずにずっと続けてしまうと、怪我につながってしまいます。

上の例の代償動作では、腰に負担がきています。

つまり腰の怪我をしやすい状況が作られているという事です。

代償動作を生む原因を改善する

しかし、この状況で腰に怪我をしてしまった場合、原因は腰にあるでしょうか……?

原因は肩が真上まで上がらない事、つまり肩関節が影響して腰に負担をかけているわけです。

だからこそ腰ばかりケアをしても腰痛は改善できていないケースが多々あります。

この場合の腰痛を改善するためのアプローチとしては、腰だけではなく、肩や肩甲骨などにアプローチをしなければ腰痛は改善されません。

この考え方を身近な例にすると......。

家が雨漏れしている場合、写真のようにバケツを持って床が濡れる事は防げますが、雨漏れは収まるでしょうか?

収まらないですよね。

原因となっている屋根の修理をしなければ、また雨漏れが再発します。

上の例に当てはめると、原因ではない腰にアプローチをしているのは、バケツを持って床が濡れる事を防ぐ事と同じです。

屋根の修理、つまり原因となっている肩や肩甲骨などの動きにアプローチをしなければ、いつまで経っても改善は難しいでしょう。

自分の身体を知ることは大切

だからこそ

  • 今身体で何が起こっているのか?
  • 身体の不調はなぜ起こっているのか?
  • 競技のパフォーマンスが上がらないのか?

などを専門家に聞いてみて欲しいのです。

「今の身体を知る事」は大切な事です。

ぜひ自分の身体の事を勉強してみてください。