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ジュニア世代は筋トレで身体を大きくすることができるのか?

サッカーやバスケットボールなどのコンタクトスポーツや、空手や柔道などの格闘技をおこなう場合、体格は大きい方が有利になることが多い。

格闘技でも小学生までの時期は、細かい階級分けがない場合も多く、「子どもの身体を大きくさせて競技で活躍させてあげたい」と思う保護者の方もいるだろう。

そこで考えられるのが筋力トレーニングによる身体の強化だが、小学生の頃からトレーニングさせるのは問題ないのだろうか?

今回は子どものトレーニング効果や本格的に始める最適な時期を解説しよう。

子どもに筋トレさせて効果はあるのか?

まず知るべきなのは「子どもに筋トレさせて効果はあるのか?」というところ。

期待するような効果がなければ、トレーニングする時間を技術の練習にあてた方が競技でのパフォーマンスが上がるからだ。

筋力は向上するが、見違えるほど大きくはならない

筋力トレーニングには神経機能の向上などといった「質」のレベルアップ筋肉量の増大といった「量」のレベルアップのふたつの効果がある。

身体が発達した成人男性なら、筋力トレーニングをすると両方が同時に発達することが確認されているが、小学生以下の子どもの場合は、神経機能の向上による「質」のレベルアップによる筋力の向上は確認されているものの、「量」のレベルアップはほとんど起こらず、わずかなものであることが研究で明らかになっている。

子どもの体格を大きく変えるのは難しい

つまり幼稚園生や小学生の時期に「身体が細いからトレーニングで大きくさせよう」とするのは非常に難しいのだ。

我が子の身体つきが細く、子どもの頃からトレーニングと食に気を使っている保護者の方の中に、「身体が大きくならない」と悩んでいる方もいるかもしれないが、こればかりは仕方がない問題と言える。

また身長に関しては、ジュニアスポーツの最大の問題でもある「成長特性」に繋がっている。保護者の方には子どもの可能性を守るためにも知っておいてほしい情報だ。

成長特性についてはジュニアスポーツの専門家、小俣よしのぶ氏の記事に詳しく記載されているので、あわせて読んでほしい。

子どもの時期、特に小学校から中学校にかけては成長度合いに個別差と特徴があることが分かります。これを「成長特性」などと呼びます。

人はそれぞれ性格や趣味が違うように、身体成長も個人ごとに異なる特性があるということです。

▼あわせて読みたい記事

いつからトレーニングを始めるべき?

身体が細くて悩んでいる子どもも、13〜20歳の第二次性徴(成長)期になると、筋肉量の増大を引き起こすホルモンが多くなるため筋肉量が多くなりやすくなる

この時期にしっかりトレーニングを開始すれば、質的にも量的にもしっかりとしたレベルアップを期待できるだろう。

しかし、身長が伸びる時期は成長軟骨の保護のために関節に大きな負担をかけるウェイトトレーニングなどは避け、高校生以降の身長の伸びが落ち着いた時から徐々に取り入れるようにしよう。

子どもでも安全な自重トレーニングメニュー

また小学生の時期でも質のレベルアップをしたい場合は、以下のように自分の体重を使った自重トレーニングを取り入れるのもいいだろう。

腕立て伏せ・プッシュアップ(腕・胸)

このトレーニングが正しいやり方(フォームや回数)でできない場合は、つま先ではなく膝を地面につけて、難易度を落としてみよう。

バックエクステンション(背中)

スクワット(お尻・脚)

まとめ

今回の内容をまとめると以下のようなものになる。

  • 幼稚園生や小学生のときに筋肉を大きくして身体を大きくするのは難しい
  • 中学生以降にトレーニングすると筋肉も大きくなってくる
  • 本格的なウェイトトレーニングは身長の伸びの落ち着く高校生から

その他、子どものトレーニングに対する悩みや、疑問があればMUSTERの専門家に相談してみよう。