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筋トレをすると体が硬くなるという誤解。正しい方法で行えば硬くなることはない

よくスポーツ選手から「筋肉をつけると身体が硬くなるのですか?」と質問を受けますが、私はその質問に「ノー」と答えます。

なぜ筋肉をつけると身体が硬くなると思われているのでしょうか。

私の経験上「筋肉をつけると身体が硬くなる」のは、ウエイトトレーニングの取り組み方に問題があると考えます。今回は筋肉をつけても身体が硬くならないポイントを3つ紹介します。

筋肥大トレーニングばかりではダメ

まずは、「高重量・高回数・短いレスト」の筋肥大トレーニングばかりやらないことです。(レストとは休憩のこと)
ウエイトトレーニングでよくある間違いで、筋肥大トレーニングばかりやってしまうというものがあります。

しかし筋肉をつける本当の目的は、パフォーマンスを向上させるためのパワーを手に入れることです。


↑筋肉をつける目的は、あくまでもパフォーマンス向上のため

ウエイトトレーニングは筋肥大だけではなく、筋持久力を鍛えるもの、最大筋力をアップさせるものなど、目的によって分かれています。すべてをバランスよく鍛えていかなければいけません。

筋肥大だけ行ってしまうと、必要以上に筋肉がつき過ぎてしまい、大きくなりすぎた筋肉によって関節の可動域(動く範囲)を妨げてしまいます。

ウエイトトレーニングは正しいフォームで

2つ目は、正しい可動域でトレーニングをすることです。

ウエイトトレーニングは、種目ごとに正しいフォームがあります。
正しいフォームは関節可動域をフルに使うので、筋肉が収縮とストレッチを繰り返している状態になります。つまりフォームが正しければ、関節可動域が狭くなることはありません。


↑正しいフォームで関節可動域をフルに使えば、可動域が狭くなることはない

しかし間違ったフォームや、より重い重量を扱おうとして関節可動域をフルに使わずトレーニングをすると、関節が正しい可動域で動かなくなり、可動域が狭くなってしまいます。

筋肉はバランスよく鍛えよう

最後は、バランスよくウエイトトレーニングをすることです。
筋肉には「拮抗筋」という考え方があります。肘の曲げ伸ばしを例に考えてみましょう。

肘の曲げ伸ばしは、上腕二頭筋(=力こぶの部分。二の腕の内側)と上腕三頭筋(=二の腕の外側)が互いに働くことで起こります。

肘を曲げるときは上腕二頭筋が縮み、上腕三頭筋が緩みます。逆に肘を伸ばすときは、上腕三頭筋が縮み上腕二頭筋が緩みます。

このように「表裏で一方が縮むと、もう一方が緩む」という対になった筋肉のことを、拮抗筋といいます。

この拮抗筋を無視して偏った筋肉ばかりトレーニングしてしまうと、拮抗筋のバランスを崩してしまい関節の可動域が狭くなります。


↑好きなほうばかりを鍛えるとバランスが崩れてしまう

力こぶを大きくしようとして上腕二頭筋ばかりを鍛えていると、肘の曲げ伸ばしがフルにできなくなってしまう可能性があるというわけですね。

この3点に注意してウエイトトレーニングに取り組めば、筋肉がついても身体が硬くなることはないでしょう。せっかくウエイトトレーニングをしてパフォーマンスを上げようとしているのですから、正しい方法、フォーム、バランスを考えて取り組んでみて下さいね。