close

無料会員登録

MUSTERに会員登録すると、あなたに合わせたコンテンツが
自動的に配信され、日々のスポーツに関する悩みを専門家に相談できます。

利用開始をもって《利用規約》
《プライバシーポリシー》
同意したものとみなします。

close

ログイン

パスワードを忘れた方はこちら

専門家がこたえる
スポーツメディア

MENU

【トレーニング選びの重要性】内村航平が「筋トレをしない」ワケ

オリンピック3大会に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダルを獲得。日本だけでなく世界から注目を浴びる体操の内村航平選手。

彼が注目を浴びる理由として競技での実力以外にも、端正な顔立ち、そして鍛え上げられた肉体の美しさがある。

内村航平が「筋トレをしない」ワケ

日本の女性を魅了し、男性に憧れを抱かせるあの肉体美。

さぞかしハードでキツいトレーニングを重ねているのかと思いきや、内村選手が所属するコナミスポーツのインタビューでの「ウェイトトレーニングはしますか?」という質問に対し、「筋トレとかはほとんどしていないです。筋肉は体操だけで自然につきました。」と発言している。コメント出典:体操競技部 内村航平インタビュー vol.2 | アスリートサイト 日本のスポーツを応援したい。

なぜ彼はウェイトトレーニングなどの筋トレをしないのだろうか?

体操において不要な筋肉はマイナスである

彼が筋トレをしない最大にして唯一の理由は、体操種目において不要なな筋肉はマイナス働くためだ。(もちろん体操選手のなかにもしっかりとウェイトトレーニングする選手は多い)

体操種目はあん馬や、吊り輪、鉄棒など、自分の体重を自分の力で支えて演技する種目が多い。

体重が増えると負担が増える


↑出典:【NHKリオ】内村の6種目 全部見せます 体操個人総合決勝

これらの種目は手を支点にして身体を回転させる演技が多いため、発生する遠心力に腕の力で逆らわなければならない。

もし全身の筋肉量が1kg増えたとして、そこで発生する遠心力を今までの握力(もしくは増えた筋肉量で増した握力)でコントロールし、自在に演技するのは難しいだろう。

体操は相手と直接対決しない

まして体操は相手と直接競うのではなく、自分の演技の評価点で競う種目である。

サッカーやラグビー、バスケットボールのように、相手と直接コンタクトしてそれに競り勝つ必要がない種目のため、誰かと競うようにトレーニングをする必要がない。

競うのは筋力やパワーではなく、技の完成度や難易度。難易度の高い技を実現できる「体操に必要な身体」を求めた結果があの身体なのだ。

「ほとんどしない」=「少しはする」?

彼がインタビューにて「ほとんどしない」と発言したのは、「体操に必要な身体」を求めつつも、同じ動きのしすぎによるオーバーユースを防ぐための「クロストレーニング」によるものではないかと考えられる。

クロストレーニングは一流の選手として長期間活躍するためには欠かせないトレーニング。興味がある方は下の記事を参考にしてみよう。

▼クロストレーニングの参考記事

内村選手の身体に憧れたらどうする?


↑出典:【NHKリオ】内村の6種目 全部見せます 体操個人総合決勝

ここからは志向を変えて、「内村選手のようになりたい」と思ったとき、どうすればいいかについて語ろう。

肉体美と運動能力どちらに憧れたのか?

「内村選手のようになりたい」と思ったとき、それは肉体美と運動能力のどちらに憧れたのかをはっきりしよう。


↑出典:【NHKリオ】内村の6種目 全部見せます 体操個人総合決勝

体脂肪率5%以下であろう無駄がなく引き締まり、自然な逆三角形のギリシャ彫刻のような肉体に憧れたのか?

人々の目を惹きつけ魅了し、感動させる美しい技を披露する運動能力に憧れたのか?

またはそのどちらともなのか?

これを決めることで選ぶ道は変わる。

運動能力に憧れた場合

運動能力に憧れた場合と、肉体美と運動能力の両方に憧れた場合は、ひたすら体操競技の練習を重ねるしかない。たとえ体操競技のうちのどれかひとつの競技・技だったとしても、再現するのに5年はかかるのではないだろうか。

それだけの歳月をかけて育まれたのが、彼の能力と体操競技に特化した身体だ。


↑出典:【NHKリオ】内村の6種目 全部見せます 体操個人総合決勝

肉体美に憧れた場合

では肉体美に憧れた場合も、運動能力と同じく5年以上の年月がかかるだろうか?

実は肉体美に憧れ、彼の身体の見た目を手にしたいと思った場合は、短い人は1年、長くても3年あれば再現できる可能性が高い。また運動に苦手意識を持っている人でも手にすることはできる。

肉体美は誰でも手にできる


↑体操選手として練習を重ねたうえでの副産物

彼の肉体は、本来肉体美を作るためのトレーニングではない「体操競技」で生まれた副産物だ。

初めから肉体美だけを得るために肉体美を作るトレーニング(筋肥大や体脂肪カット)をすれば、回り道をせず最短距離を走ることになり、それだけ時間を短縮できる。

自分にとって何が目的でトレーニングをするのかをはっきり決めてから取り掛かることが大切だと覚えておこう。

自分にとって最適なトレーニングをするために


↑トレーニング・練習選びの重要性

同じ紙に字を書くにしても、見た目に美しい字を書きたい場合は、半紙に筆と墨、授業でメモを取りたい場合はノートとシャープペンシルが使われるように、競技のために身体を鍛える場合も目的によってトレーニングが変わる。

これはあらゆるスポーツで言えることで、ラグビーなら当たり負けせず試合時間いっぱい走りきれる身体、マラソンなら長距離を誰よりも速く走る身体、ボディビルは誰よりも大きく筋肉と脂肪のない身体が求められ、それぞれが必要なトレーニングが違う。

スポーツ選手として競技することのできる短い時間を存分にいかすために、自分にどんなトレーニングが必要かしっかり見極め、トレーニングを選んでほしい。

自分にとってどんなトレーニングが必要なのか、迷ったときは当サイトの専門家に相談してみよう。
専門家に相談する