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トレーニングサイクルを回そう!強いメンタルを手に入れるための正しいトレーニング方法【メンタルトレーニングNo.13】

こんにちは、スポーツメンタルトレーニング指導士の河津です。

これまでの連載記事で、メンタルトレーニングとは何をどのように鍛えていくものなのかについて、12回に渡ってお話ししてきました。

今回はこれまでに紹介したトレーニングを「全体としてどのような順序で進めていくのか」、ひとつのモデルとして提案されている方法をお伝えしていきます。

▼前回のおさらい

トレーニングサイクルとは

下の図をご覧ください。こちらの図からわかるように、トレーニングはひとつの区切りが終わったらそこから反省をして、次のステップに継続していくというような循環の形をとります。

こういったサイクルはビジネスの分野においても「PDCAサイクル」と呼ばれ、浸透しています。このサイクルを回していって、継続的にメンタルを改善していくことが重要です。

実際にサイクルを回す方法

トレーニングサイクルは8つの区切りに分けられています。それぞれの区切りで行う具体的なトレーニング方法について、過去の記事を参照しながらお伝えしていきます。

①心理的競技能力の診断

自分の心理面の長所短所を分析し、自分に必要な心理的競技能力を明確にするフェーズです。こちらの記事で紹介しています。


②「やる気」を高める

分析の結果を踏まえて、試合やトレーニングなどの目標設定をし、トレーニングに対するやる気を高めるフェーズです。こちらの記事を参考に行ってみてください。


③「よい緊張感」をつくる

「ゾーン」や「フロー」と言われる理想の緊張状態を目指します。体や心の緊張をコントロールするために、リラクゼーションやサイキングアップのトレーニングをするフェーズです。こちらの記事でやり方を紹介しています。



④集中力のトレーニング

集中力にも種類があります。自分に足りない集中力を把握し、集中を「持続する」「切り替える」「乱されない」ためのトレーニングをするフェーズです。

⑤イメージのトレーニング

成功イメージによって自信を向上させたり、試合に対する作戦をリハーサルしたりするフェーズです。こちらの記事を参考にイメージ能力を鍛えていきましょう。


⑥メンタルな動きづくり、競技前の心理的準備

ここまでトレーニングしてきたメンタルのスキルを、試合前や試合中に発揮できるように準備するフェーズです。いよいよ本番が近づいてきました。この記事を参考に「試合モード」に入りましょう。

⑦本番(試合等)

これまで準備やトレーニングしてきたスキルを試合で実行するフェーズです。

⑧競技後の反省

設定した目標の達成度や、試合結果、メンタルスキルや競技スキルの発揮度を自己評価し、その後のトレーニングにつなげるフェーズです。一連のトレーニングが「結果」「実感」となって表れたのか、しっかり振り返りましょう。

継続することが大切

最初のコラムでも書きましたが、メンタルトレーニングも筋トレや練習と同じ。
根気強く、繰り返しやることで成長できます。頑張りましょう。

▼最初のコラムはこちら

<参考文献>

 教養としてのスポーツ心理学

   大修館書店,2005年,徳永幹雄 編

 スポーツメンタルトレーニング教本

   大修館書店,2002年,日本スポーツ心理学会 編