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あなたは「職人」?「経営者」?自分のタイプを把握しよう!【メンタルトレーニングNo.5】


モチベーションにはタイプがある

前回は、競技意欲を維持するための「効果的な目標設定」について解説しました。

目標設定は、自分自身が方向性を見失わないようにしたり、日々の練習に対するやる気をキープするためにとても効果的で、メンタルトレーニングの中でも必ずと言っていいほど導入されています。

しかし実際に目標設定を指導していると「細かく目標を立てること」には、人によって向き不向きがあるように感じます。これは大人の選手でもいえることです。

そこで今回は、目標設定への向き不向きについての私の考えを少し述べたいと思います。あくまで意見の一つとして参考程度にご覧ください。

あなたは職人タイプ?それとも経営者タイプ?

目標を設定して、自分のやるべきことや未来の自分を明確にイメージすることは、確かにモチベーションのキープやその先の行動につながります。しかし実際には、細かく設定された目標がなくても日々努力し続けている「職人タイプ」の方もいます。

たとえば、NASAから部品を発注される日本の町工場があります。

こういった企業へのインタビューを見てみると、強調されるのは「明確な売り上げの目標」というよりも「より強いボルトを作ろう!」とか「より薄くて丈夫な鉄板を作ろう!!」といった、職人のような強い価値観です。


職人のように価値観がモチベーションになるタイプ

それに対して、具体的な結果目標を掲げ、そこから逆算して日々やるべきことをイメージし、結果を出すために努力するのが得意な人は、いわば「経営者タイプ」。長期・中期・短期とそれぞれの目標を立てるのが上手で、目標の達成をすることがモチベーションにつながるタイプです。


結果を出すために努力する経営者タイプ

町工場のようにたった一つの価値観を頑固に押し通し、コツコツと目の前のことだけに一生懸命尽力する「職人」のようなタイプもの人もいれば、具体的な結果目標を掲げ,そこから逆算して日々やるべきことをイメージし、結果を出すために努力する「経営者」のようなタイプの人もいる、ということですね。

自身のタイプを理解することが大事

どちらがいいということは言えませんが、自分がどちらに向いているかということは認識しておいた方がいいと思います。

未発達な年代の子では見極めることが難しいでしょうが、目標設定がうまくいかないからといって、やる気を出させることができないわけではありません

また、この2つのタイプは必ずしも二極化されるものでもありません。中には中間に位置するような選手もいるでしょう。
要は向き不向き、選手としっかり向き合って見極めることが大事になるのではないでしょうか。

▼続きはこちら

<参考文献>
平本あきお:「自分軸」を引き出すコーチング 
   児童心理,第63巻第1号,pp52
59,金子書房,2009