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運動神経は遺伝では決まらない!子どもの運動神経を良くする習慣とは?


↑運動神経は遺伝するのか?

こんにちは、トレーナーとしてパーソナル指導・チーム指導をしている内藤です。

今回は「運動神経」について遺伝するのか?良くする方法は何か?などを解説したいと思います。

運動神経は、遺伝すると思いますか? 

意外かもしれませんが、答えはNOです。

運動神経の約8割は、その人の置かれる環境に影響されると言われています。子どもの神経系は、だいたい12歳までに成人と同じレベルまで成長します。

言い換えると、12歳までにたくさんの運動や経験をさせることで、神経系が大幅に成長するということになります。


↑いろいろな運動を経験させることで神経系が発達する

子どものころに習得した動きは、大人になっても忘れることはありません。自転車を想像してみてください。子どものころに一生懸命練習して一度乗ることができるようになったら、大人になってずっと乗っていなくても、簡単に乗ることができます。

子どものころにさまざまな運動経験をさせることが、運動能力アップにとても重要なのです。今回は、アメリカと日本の運動教育を比べてみましょう。

日米のスポーツ経験の違い

スポーツ大国アメリカの子どもたちは、さまざまな運動を経験できる環境で育っています。

「夏は野球、冬はアメフト」など、学校のクラブ活動で季節ごとの競技をやっているということは、聞いたことがあるでしょう。

スポーツが盛んな地域では、アスリート養成所のような施設もあります。午前中はトップアスリートがトレーニングをし、午後からは学校終わりの子どもたちが塾のような感覚で施設にトレーニングを受けに来る、といったところでしょうか。

IMGアカデミーという世界的に有名な施設には、海外からも夏休みなどを利用して通ってくる選手がいるようです。テニスのマリア・シャラポワ選手や錦織圭選手などが、トレーニングを受けていたことでも有名ですね。


↑IMGアカデミーは錦織選手も通ったアスリート養成所

バスケットボールの神様・マイケル・ジョーダンが、ブルズで3連覇を達成後、一時プロ野球選手を目指すべく野球に転向し、そしてMLBのAA級まで進んだのは有名な話です。

では、日本ではどうでしょうか?

子どもたちは、ひとつのスポーツだけをすることが多く、冬でも野球の練習をするのが当たり前のようになっていますよね。

もちろん、野球の技術を磨くためには必要なこと。ただ、運動神経アップという観点から見ると、野球だけでなくさまざまなスポーツを経験させることも重要です。

子どもはいろんな遊びをしよう

面白いデータがあります。
小学5年生の女子を対象に、小学校入学前までに遊んだ頻度・内容で「いろんな内容の遊び」、「いつも同じ遊び」、「身体を動かして遊んでいなかった」の3つにグループ分けをし、体力測定データを取りました。


↑体力測定データの結果は?

「いろんな内容の遊び」をしていたグループの体力レベルが、全国の小学生の平均を上回ってトップ。次に「いつも同じ遊び」グループは全国平均レベル2番手、最後に「身体を動かして遊んでいなかった」グループは、全国平均を大きく下回る結果だったのです。(文科省調べ。平成26年度)

このことからも、幼少期から多くの運動・遊びを経験させることは、子どもの体力や運動神経に大きな影響を与えると考えられます。

ひとつの競技に絞らずにさまざまな経験をさせることが、子どもの可能性を大きく広げることになるかもしれませんね。