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スポーツ選手が知るべきレーシック手術の恐怖

スポーツ選手の中で、視力をあげてパフォーマンスを向上させるためにレーシックを受けようと考えている人は多いでしょう。
しかし、受ける前に一度立ち止まって調べてみてください。レーシックにはデメリットが存在します。
その時にした選択があなたの競技人生を大きく変えてしまう事もあります。
今回はレーシックの真実についてお伝えしたいと思います。

レーシックとはなにか?

レーシックとは、視力を回復というより復旧させる手術です。

人の目は、視覚情報を網膜に映すことで認識しています。
カメラのシステムに例えられることが多いですね。
水晶体がレンズ、網膜はフィルムの役割を果たしています。
「水晶体を通った光が、ぴったり網膜の上で焦点を結んでいる状態」、これが適性視力です。

ところが、水晶体や角膜(眼球を覆っている一番外側の膜)がゆがんでしまうと、網膜とは違う位置で焦点が結ばれるようになってしまいます。これが「近視」や「遠視」です。
カメラでいえば、ピントが合っていない、ピンボケの状態です。

レーシックは「角膜を目の悪さに合わせてレーザーで削り、ピントを網膜に合わせる」という手術です。

また、いわゆる「老眼」は、レーシックでも治すことができません。
水晶体は本来、ピントを合わせるために厚さを調整する機能を持っているのですが、経年劣化によって硬くなってきます。
水晶体が老化によって厚さを調整できなくなる、つまりピントの調節機能がなくなってくるのが老眼です。
そもそも水晶体は8歳から徐々に老化してきますが、中年になるとその傾向が顕著になり、老眼を自覚するようになりますね。
レーシックによって表面を削るだけではどうしようもありません。

レーシックはどんな背景から生まれたか?

有名な話ですが、旧ソ連の戦場で「使える戦士を作るため」に生まれました。
戦場でコンタクトやメガネを使用するのは、紛失・破損のリスクと隣り合わせです。
視力を失い戦士として機能しなくなった瞬間に、戦場では単なる弱者と化します。

上層部の都合なのでしょうか、とても戦士のためを思って施す手術ではありませんでした。
多くの人体実験を繰り返し、手術自体は成功しましたが、臨床実験データはありませんでした。

なぜか?
検証実験できる人間が、戦場から戻ってこなかったからです。

レーシックのメリット・デメリット

メリットは、コンタクトやメガネを一時的に卒業できることです。
「朝起きて見えない」ということがないので、世界が一変したように心が弾みます。
しかしそれは、ほんの一時的なものでしかありません。

デメリットは
・光のハロ・グレア現象=光がにじんだり、まぶしく見えたりする
・ドライアイまたはドライアイによる視力低下(半永久的)
・色の知覚(コントラスト)の低下
・手元作業の継続困難
・慢性的なめまい、頭痛
・自律神経失調症、鬱、躁鬱
などがあげられます。
たくさん並べて大げさなように見えますが、これらはすべてレーシックの契約書に書いてあることなのです。

レーシックの被害実例

一番多い例の「光過敏」からはじまり、ひどくなると
・室内でのサングラス使用
・昼間の外出不可
・引きこもり
・鬱(うつ)
の流れで発症していきます。

軽度であれば
・パソコン画面が見られない
・運転時に目がかすむ
・トンネルが怖い
などといった症状で済みます。

原因不明の目の痛みに襲われることも多く、私のところへは日々相談のメールが届き、胸の痛い思いでいっぱいです。
レーシックを受けた方の50%以上が不具合を起こし、33%以上が手術後にメガネをかけなくてはならない状況になるという報告もありますが、日本にはなぜかその情報が到達しません。
また、レーシックにより、経営者、教育者、会社員など、多くの社会人が失職している現状もあります。

※半信半疑の方は、ネットを検索してみてください。目をそむけたくなるような事例が多数掲載されています。
※「原因不明の目の痛み」と書くと決して大ごとではないように思われがちですが、あなどることなかれ。目への執着が強くなり、栄養・睡眠・体内時計のサイクルなどが狂い始めます。「レーシックのせいで目が痛い」と常に意識してしまうことで、全体を見失ってしまうのです。

レーシックは受けるべきか?

レーシック手術を検討している人は、よく考えてください。
特に「スポーツのために」と考えている人は、リスクが高すぎるのでおすすめできません。
近年着目された、夜装着するだけで屈折異常を治療する角膜矯正のコンタクト療法「オルソケラトロジー」も同じ報告を受けています。
ただ、オルソケラトロジーはやめることができる、つまりやり直しがきく療法ですが、レーシック手術はやり直すことができません。

レーシック手術の適応年齢は22~30歳くらいまででしょう。
未成熟だとリスクが上がりますし、高齢だと老眼などの問題も出てきます。

手術を受けるのに前向きになれる条件としては、「斜位がない」ことです。
目を隠す(暗闇の中で目を見開く)とき、黒目がまっすぐ前を向いたままの人というのは、実はほとんどいません。
これを「斜位がある」といい、隠さなくてもズレている場合は特に「斜視」と呼んでいます。
大なり小なり、96%の人は斜位があると言われています。

そのほか、レーシックを受けても後遺症に悩まされることの少ない人の特徴は
・眼筋が強く、可動域と筋力が高い
・コントラストを必要としない仕事
・リスクをはねのけられるメンタル
などです。

ちなみに、レーシック手術を執刀する医師には、眼鏡の人が多いんですよ。
それだけリスクが高い手術だということです。

いずれにせよ大切なのは、しっかりと両眼視検査をして、自分の目の現在地を知ることです。
人生を左右する手術だという意識を持ち、しっかりと専門機関と相談し、心して決めてください。

見通しのよい未来を夢見がちですが、メリットばかりに目を向けて勢いで受けてしまうのは危険です。
後遺症が発症すれば、描いていた未来とは正反対の生活が待っています。
後戻りのできない手術だということを、肝に銘じてくださいね。

【オルソケラトロジーとは?】
特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを装用し、角膜形状を変形させる。主に近視などの眼科的屈折異常を治療する、角膜矯正療法。