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卵は「完全栄養食品」なのか?管理栄養士が完全栄養食品について答える

MUSTER会員様からの質問
Q.卵が完全栄養食品と呼ばれていることを知りました。完全栄養食品を食べれば、他にはなにもいらないのでしょうか?

1日に必要な栄養を、できるだけシンプルな食事で摂りたいという方は多いでしょう。
「完全栄養食品」が話題になったのは、多忙を極める現代人の生活背景が関係しているのかもしれませんね。
これはわたしの見解ですが、なにを完全栄養食品というのか、定義は決まっていないように思います。
今回はそれを前提として、
・完全栄養食品とはなにか?
・卵は完全栄養食品なのか?
・完全栄養食は存在するのか?
についてお伝えしていきます。

「完全栄養食品」とはなにか

なにを完全栄養食品というのか、さまざまな説があるようですが、
・1日分の必要な栄養が含まれた食事や食品
・健康を維持するために必要な栄養を豊富に含んだ食品
のことを、完全栄養食品というようです。

卵は「完全栄養食品」なのか?

完全栄養食品 卵

インターネットで調べると、完全栄養食品でよく挙がるのが「卵」ですね。
卵はたんぱく質に加え、鉄、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれる食品であり、1日の栄養バランスを整える助けとなる優秀な食品です。
最初の2つの説でいうと、卵は「健康を維持するために必要な栄養を豊富に含んだ食品」ではありますが、「1日分の必要な栄養が含まれた食品」ではありません。
卵に限らず、これを1つだけ食べれば大丈夫、という食品はないと考えていいでしょう。

「完全栄養食」は存在するのか?

完全栄養食 カレー

一部でカレーは「完全栄養食」といわれていますね。
カレーは、バランスのいい食事といわれる、主食(ごはんやパン)・主菜(肉)・副菜(野菜)が、1品の中に含まれていることから、そういわれているのでしょう。
ただし、これも卵の話しと同じで、「含まれている=1日分の必要な栄養が摂れている」というわけではありません。
同じ観点でいうと、野菜や肉が入ったチャンポンや、野菜やチーズがのった手作りのピザトーストなども主食・主菜・副菜がそろっている食事ですが、いずれもそれ1品で1日に必要な栄養を摂ることはできません。
結局のところ、1つの食品や1回の食事で、「完全」な栄養を摂ることは難しいですね。

今回のまとめ

①完全栄養食品の定義は曖昧
②卵だけで1日に必要な栄養はまかなえない
③1つの食品・1回の食事で、完全な栄養を摂ることは難しい

完全栄養食品を探すよりも、さまざま食材を組み合わせ、バランスの良い食事を摂ることを大事にしましょう。