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アスリートが学ぶべき、「筋力」と「パワー」の違い

こんにちは、フィジカルトレーナーとして活動しています、片井です。

今回はスポーツに関する用語としてしばしば出てくる「筋力」と「パワー」、このふたつの違いについてお話ししていきます。

今まで違いがわからなかった、なんとなくわかっていただけだったという方はぜひ参考にされてください。

「筋力」と「パワー」の違い

「筋力がある」と「パワーがある」、日常会話で使うときには、

  • 「力強い」
  • 「たくましい」

など、同じように受け取る言葉ですが、スポーツの話になるとその意味は明確に分けて考えます。

つまり、「筋力がある選手」と「パワーがある選手」は同じではないということです。

パワーは「瞬発力」

まず、パワーを日本語で置き換えると「瞬発力」となります。

瞬発力とは「瞬間的に作動する筋肉の力」のことで、単純な力ではなく、そこに瞬間的に働くこと、つまり時間の考え方が追加されます。

単純に筋力で考えると、100kgのバーベルを持ち上げる選手が2名(Aさん、Bさん)いれば、「この2名の選手の筋力は同じ」ですよね。

しかし、Aさんは1秒で持ち上げ、Bさんは0.8秒で持ち上げるとなると、Bさんの方が瞬間的に出す力が大きい、つまり「Bさんの方がパワーがある」となるのです。

スポーツではパワーが大切

この筋力とパワーですが、走る・投げる・跳ぶ・打つなどの動きの全てでスピードが求められるスポーツではパワーが重要になります。

その場で試してみるとわかりますが、どんなに足の筋力や背中の筋力が高い人でも、ゆっくりとジャンプしようとすると全く高く跳べなくなりますよね。

つまり、スポーツにおいては筋力を高めるだけでなく、パワーを高めることが大切なのです。

パワーを高めるには?

パワーを高めるには、パワーを高めるための「パワートレーニング」が必要になります。方法はさまざまなものがありますが、ウエイトトレーニングでの場合を例に出すと、

1回上げられる最大重量(MAX)の50%ほどで15〜20秒ほど、全力で繰り返す。

というものです。ベンチプレスを例にすると、100kg上げられる人なら50kgほどで15〜20秒全力で繰り返すということですね。

これを2〜3セット。必ずバテるまでやらないように注意しながら取り組むとパワー向上に繋がります。

ただし筋肥大や筋力強化も忘れずに

今回筋力とパワーの違いを説明し、パワーの重要性についてお話ししてきましたが、「筋力は重要ではなく、パワーだけが大切」というわけではないので注意してください。

パワーを高めるためにスピードを高めても、もともと持っている筋力がなければパワーを伸ばすことにも限界がありますし、筋肥大(筋肉を大きくすること)しなければ筋力にも限界があります。

  • 筋肥大(MAXの80%前後で8〜12回)
  • 筋力向上(MAXの90%で1〜3回)
  • パワー向上(MAXの50%前後で20秒)

というように段階を追って強化していくようにしましょう!

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