close

無料会員登録

MUSTERに会員登録すると、あなたに合わせたコンテンツが
自動的に配信され、日々のスポーツに関する悩みを専門家に相談できます。

利用開始をもって《利用規約》
《プライバシーポリシー》
同意したものとみなします。

close

ログイン

パスワードを忘れた方はこちら

専門家がこたえる
スポーツメディア

MENU

今、話題のケア方法「筋膜リリース」の効果と注意点

こんにちは、スポーツトレーナー兼、鍼灸師として活動しております石坂貴司です。

最近雑誌などで話題になっている身体のケア方法「筋膜リリース」をご存知ですか?「筋膜」「リリース」も普段使わない言葉なので、どんな内容のケア方法かわからない方もいるかと思います。

そこで筋膜リリースの効果や、やり方を簡単に解説していきます。

筋膜とは?

まず「筋膜」とは頭のてっぺんから足の先まで覆っているネット状の線維のことを言います。

皮膚が身体の外側を覆っているように、筋膜は身体の内側の骨や筋肉、内臓、神経、血管などを覆い立体的に支えています。

筋膜は全身の形と姿勢を保っていることから、「第二の骨格」とも言われています。

イメージしやすいよう、ものに例えると「全身タイツ」のようなものです。

筋膜リリースの効果

筋膜を全身タイツのようにイメージするとわかりやすいかと思いますが、筋膜が一部分だけ固まり、伸縮性がなくなってしまうと全体に歪みや柔軟性の低下、機能低下を及ぼし、パフォーマンスの低下に繋がります。

筋膜リリースとは伸縮性がなくなり、他の組織とくっついて動きにくくなった筋膜を解放(リリース)し、それらを正常な状態に戻す方法です。

これにより以下のような効果を得ることができます。

筋膜リリースをおこなうことでの効果まとめ

  • 筋温や血流量の増加
  • 関節可動域の向上
  • パフォーマンスの向上
  • 水和作用(筋肉などに水分を取り込む作用)の増加
  • むくみの改善
  • リカバリー

筋膜リリースのメリットと注意点

最近は筋膜リリースをおこなうためのツールがたくさん出ています。

フォームローラー、ローラーステッィク、身近なものでは、テニスボール、ゴルフボールなどでおこなうことができます

ウォーミングアップ前にセルフでおこなうことができ、自分自身の身体の状態を知ることができるという点は素晴らしいと思います。

▼参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=nO1VRTv-GJs

しかし、肉離れを起こした選手が肉離れとは気づかずに「フォームローラで筋膜リリースをセルフでしているのですが、なかなか良くなりません」と言い来院したことがありました。

状態によっては症状を悪化させることもあるので、注意も必要です。

身体に筋肉痛とは違う痛みを感じたときは、一度しっかり医師の診断を受けることが大切です。

あわせて聞く「トリガーポイント療法」とは?

筋膜を治療するものには筋膜リリースだけでなく、「トリガーポイント療法」というものもあります。

聞き慣れない人も多いと思いますが、「トリガーポイント療法」とは筋膜治療方法のひとつで、「トリガーポイント」には痛みのきっかけになる場所という意味があります。

一部の筋膜に対して負荷がかかった部分は小さなキズが入り、「硬結(索状硬結)」という硬くヌルヌルした状態のポイントが出来ます。

この硬結はトリガーポイントとなり、押さえると強い痛みを訴え、関連痛(圧迫した以外のところが痛くなる現象)が起きます。

トリガーポイントの特徴

  • トリガーポイントを押さえることにより症状が再現される
  • トリガーポイントを押すと関連痛が出現する
  • 飛び上がるくらい痛みを感じる(ジャンプサイン)

例えば腰痛があるとして、痛みを感じる場所そのものにアプローチしても改善しないケースがあると思います。その場合トリガーポイントによる痛みの可能性が考えられます。

トリガーポイントを探し、鍼や徒手療法(マッサージなどの手を使った治療)を用いてアプローチをおこなう方法をトリガーポイント療法と言います。

正しい知識を持って身体をケアしよう

今回紹介した筋膜リリースも、トリガーポイント療法も、しっかりと柔道整復師や鍼灸師などの治療家のもとでおこなうようにしてください。

特に筋膜リリースはセルフでできるものの、場合によってはケガを悪化させてしまう可能性もあるということを知っておくことは重要です。

▼ケア関連の記事